快眠 コース  (不眠症改善)kk1

快眠 コース  (不眠症改善

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18、経絡の変動 ゆっくり堂鍼灸院篇より。

不眠をピックアップ

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  • 心火の変動(ゆらぎ)
    赤神礼徴音羊夏南暑舌血脉毛臭焦苦言汗笑云視、 洪脉。
  • 〔心経の変動(ゆらぎ)〕

    身体が熱い。胸に蒸されるような熱気がある。
    五感器障害。精神障害。胃が張る(膨満感)。緊張すると下痢になる。尿量が少ない。色が濃い。

  • 夢を多くみて眠れない。
  • 肝木の変動(ゆらぎ)

    青魂仁角音鶏春東風眼筋爪色臊酸呼泣怒握歩、 弦脉。

  • 不眠症。興奮して眠れない。
    肝の旺気:心下満やメマイ。不眠、中途覚醒。朝早く目が覚める。
  • 脾土の変動(ゆらぎ)

  • 脾胃者.倉廩之官(そうりんのかん).
    黄意智信宮音牛土用中央飲食労倦唇肌肉乳味香甘歌涎思噦座、 緩脉。
  •  現実の事で思い悩む。
    朝、起きれない。健忘症。寝ても寝たりない。
    睡眠中、痛みで目が覚める。
    全身倦怠感。寝つきが悪く、床ばなれ悪い。
    鬱病を発し、更に進めば躁病となり走りわめく。
  • 肺金の変動(ゆらぎ)

  • 白魄義商音馬秋西寒鼻皮膚息声月星辛哭涕憂咳臥、 毛脉。
  • 寝つきが悪い。
    肩こり。そう うつ躁鬱病。皮膚病。何度もトイレに行く。 便を出して、脱肛する。
    気魄がなくなり腹痛。
    気魄がなくなる。非現実的な事で思い悩む。欠伸が多い。手足の冷たさ。
    全身の湿り気。上焦の汗。風を冷たく感じる。
  • 腎水の変動(ゆらぎ)

  • 黒精志智羽音豚冬北湿耳骨髪液腐鹹呻唾驚震立、 石脉。
  • 浅い眠り、多夢。
  • その病は、逆気しても泄らす、飢えて食を欲せず、面色黒く息づかい荒く,咳唾すれば血あり、立ちくらみ、咽頭痛み口渇き、心脅かされるが如く慢性下痢、或いは便秘し、むくみ、心下痛、黄疸、出血、臥す事を好みて痩せる、足の裏熱して痛む。
    骨、生殖器の病をなす。頻便・残便感。浅い眠り、多夢
    足の冷え。 顔のほてり。小便の出が悪い。

下記リンクにて。

18. 経絡の変動 ゆっくり堂鍼灸院篇 c418
http://yukkurido.jp/keiro/bkb/c102/c209/%ef%bd%83301/%ef%bd%83418/
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16、 柳下先生、五大病症変動のまとめ1、より。
不眠をピックアップ
  • 肝木の変動
  • 肝経・虚せばクヨクヨと物事を案じ、欝状態に近づく。

  • 心火の変動。無気力、不眠、苦しい。
  • 脾土の変動
  • 太陰脾経
    陰性〔虚証〕体質は、病が慢性に陥りやすく長引く。他愛も無い周りの環境にも左右され易い。
  • 経金の変動
  • 肺経
  • 精神的、病は肺経の気を整えつことによって好転させれれる。
    夢診断:気が休まらない夢は、肺実。気がゆったりするような夢なら肺虚。
    肺経は気を主っているので十分に気を捕え、気を漏らさない様に左右圧を十分かけることを忘れてはならない。
  • 腎水の変動
  • 腎経
    心が脅かされ、恐れ慄いて心休まず、身痩せて心身ともに衰弱する。

  • 下記リンクにて。

    柳下登志夫先生、五大病症変動のまとめ1、 c416
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  • 15、本間祥白編 経絡の五行変動分類   鍼灸経絡観察図より。
  • 不眠をピックアップ
  • 脾土の変動
  • 虚すれば、
    泄注し、腹満ち、嘔吐、黄疸、放屁、身だるい、疲れやすい、臥するを好む、 噫(あくび)、
  • 不眠、食不味。

下記リンクにて。

本間祥白編 経絡の五行変動分類 c415
http://yukkurido.jp/keiro/bkb/c102/c209/%ef%bd%83301/%ef%bd%83415/
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経絡の変動 比較図表
  • 肝木の変動
    不眠症。
    興奮して眠れない。
  • 心火の変動
    夢を多くみて眠れない。
    昼間、横になりたい。
    疲れが取れないで眠い。
  • 脾土の変動
    朝、起きれない。
    健忘症。
    寝ても寝たりない。
  • 肺金の変動
    寝つきが悪い。
  • 腎水の変動
    眠りが浅い。
    怖い夢を見る。
    夜間トイレに起きる。
    朝早く目が覚める。

下記リンクにて。

睡眠について。
http://yukkurido.jp/keiro/bkb/c102/c209/%ef%bd%83301/c404/
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『鍼灸重宝記』針灸諸病の治例


18、
諸気
気の脉は沈なり
經に曰、百病は気より生ず。
喜で心を傷るときは、其気散じ、腎気乗ず。
怒て肝を傷るときは、其気のぼり、肺気乗ず。
憂て肺を傷るときは、その気聚り、心気乗ず。
思て脾を傷るときは、其気結れ、肝気乗ず。
恐て腎を傷るときは、其気怯く、脾気乗ず。
暑き則は気泄、寒ずるときは気おさまる。
もし、恬憺虚無、精神内に守れば、病何によってか生せむ。
【灸】肺兪・神堂・膈兪・肝兪・三里。
【針】承満・梁門に刺すべし。

20、
癆瘵(ろうさい) きのかた
癆瘵の證(証)、ただ一端にあらす。
気體虚弱し、心腎を労傷してこれを得たり。
心は血を主り、
腎は精を主る。
精血かはき、相火たかぶりて、
咳嗽、吐血、遺精、盗汗、悪かん、発熱、五心煩熱、食少く、嬴(えい)れ痩、日脯にはなはだし。
此證、労虫ありて骨をくらひ、相傳て親類を滅すを傳尸と云。
▲梁門をめぐりて幾度も刺す。
▲患門・四花・膏肓・章門・気海・三里に灸。

23
虚損 よはみ
几、元気素より弱く、
或は起居宜きを失ひ、
あるひは飲食労倦し、
心を用こと太過によつて、真気を損じ、形體やせ、
眼かすみ、歯動き、髪落、耳鳴とをく、
腰膝力なく、小便しげく、汗多出、あるひは遺精白濁、
内熱、脯熱、口乾き、咽渇き、心神寧からず、寤(目覚め)て寐(眠)られず、
小便短少餘瀝、肢體寒をおそれ、
鼻気急促、
眩暈、
健忘、四肢倦怠等の証を顕す。
【灸】肺兪・肝兪・脾兪・腎兪・三里・膏肓。
【針】梁門と中脘といくたびも刺すべし。

26、
健忘・怔仲(せいちゅう)・驚悸
精神短少なる者、心をもちゆることを過し、恍惚として、多く事を忘るるを健忘といふ。
怔仲(せいちゅう)は心中惕々として跳動す。
驚悸は驚怖して寧からず、人の捕んとするがごとし。
みな心脾の虚損なり。
或は、痰、心竅に迷て事をわするる者あり。
【灸】膈兪・肝兪・肺兪・脾兪・腎兪。
【針】神門・大陵・巨闕・上脘・三里。
寧[音]ネイ:安らかに落ち着いている。

75、
婦人の科
夫、婦人は十四にして月水行り、四十九にて絶。
その病、太低男子と異なることなし。
惟、胎前、産後、月経調はず。
癥瘕(チョウ-カ:腹部腫瘤)、崩漏、帯下の證のみ同じからず。常に血虚し、気欝しやすし。
▲月水調らざるには気海・三陰交・中極・帯脉。灸一壮より過すべからず。又、肩兪効あり。
▲月水多く下るは通里・行間・三陰交。
▲月水来らず、面黄み、嘔吐し、子なきには三陰交・曲池・支溝・三里。
▲経閉は会陰(三壮)。月水通ぜずは気衝(七壮)。あるひは関元。
▲月水通ぜず、あるひは多、心下満、目遠みること能はず、腹いたまば、水泉(五壮)灸すべし。
▲崩漏、月水調はず、逆気、腹脹は血海に灸三壮。
▲漏血止ずんば太冲・三陰交。
▲血崩には気海・大敦・陰谷・太冲・三陰交・然谷・中極。
▲赤白帯下は白環・帯脉・関元・三陰交・気海・間使。
▲久き帯下は曲骨・次膠・長強。
▲月水をみる時に交合し、寒熱さし引、形痩て、虚労のごとくは腎兪・風門・中極・気海・三陰交。
▲經行のときに傷寒を病ば、期門に針す。
▲臍腹冷痛み、脇下に引痛は、中庭(廿一壮)。
▲諸節疼ば陽輔。腨腓(センヒ:ふくらはぎ)の病は崑崙・承山。
▲足緩は陽陵・冲陽・丘墟。
▲脚弱は膝関・委中・三里・陰市。
▲脚筋短急、足重腫痛み、鶴膝、歴節風は風市。
▲腰重く、脚筋攣には、両脚を曲め、両紋(四処三壮一同に灸す)。
▲腰痛は僕参(三壮)。
▲膝より上のいたみは環跳・風市。
▲膝より下は犢鼻・膝関・三里・陽陵に灸。
▲踝より上は三陰交・絶骨・崑崙に灸。
▲踝より下は照海に灸。
▲腿痛は寘骨康し。
▲脚気は風市に灸し、次に伏兎に針三分(灸すべからず)。犢鼻・膝眼・地五会・三里・上廉・絶骨。
▲一切冷つかるるには関元に灸すべし。
▲月水調はず、塊となるを癥瘕(チョウ-カ:腹部腫瘤)といふ。 関元に灸すべし。
▲血塊には復溜・三里・気海・丹田・復帯・三陰交。
▲小腹堅は、帯脉。
▲血の道は、目眩、頭つう、発熱、嘔吐して不食す。不容・風府・大椎・大杼。

下記リンクにて。
『鍼灸重宝記』針灸諸病の治例
http://yukkurido.jp/keiro/e1/e4/t7/
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不眠症:漢方薬で不眠体質を改善

不眠のご相談で最近多い傾向は、ご高齢の方が増えています。
けいらく漢方で症状を解析しますと、経絡の気の乱れが内外のストレスにより起きています。
  • ① 肝木の変動(ストレス):興奮して眠れない。
  • ② 心火の変動:
    夢を多くみて眠れない。
    昼間、横になりたい。
    疲れが取れないで眠い。
  • ③ 脾土の変動:
    朝、起きれない。
    健忘症。
    寝ても寝たりない。
  • ④ 肺金の変動 : 寝つきが悪い。
  • ⑤ 腎水の変動:
    眠りが浅い。
    怖い夢を見る。
    夜間、トイレに起きる。
    朝早く目が覚める。

不眠症の方の性格傾向は、

  • 過度に思い悩み、気迫がなくなり心身ともに疲れている。
    自身の体の変調を悩み、
    恐れ悲しみの感情に支配され、ドキドキ・ビクビクしている。
    イライラが募り、
    疲れ果てるとクヨクヨしてまた疲れが増す人。
    身体的症状としては、
    食事がオイシクナイ・便秘・背中や腰が常に冷えている。
    病院の睡眠剤も効果が出ない・・・
こんな悩みの人に朗報の漢方薬があります。
こんな生薬で出来ています。
センキュウ・チモ・サンソウニン・カンゾウ・ブクリョウ・
効能効果として、
心身ともにつかれ身体が弱って
眠れなくなった状態を改善する漢方薬です。

下記リンクにて。

不眠症 k016-1
http://yukkurido.jp/kanpo/kize16/k016/k016-1/
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