三四難

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難経 第三四難

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ゆっくり堂の『難経ポイント』  第三十四難

※ 三十四難のポイント其の一は、五行の色体表についての論述です。

※ 難経臨床&エトセトラより。・・・・・・

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リンク先、

http://yukkurido.jp/keiro/bkb/c101/c202/

 

 難経 第三十四難 原文

(『難経』原本は底本:『難経』江戸・多紀元胤著、『黄帝八十一難経疏証』(国立国会図書館所蔵139函65号)オリエント出版、難経古注集成5(1982年)に影印)を参考にしています。

三十四難曰.
五藏各有聲色臭味.可暁知以不.
然.
十變言.
肝色青.其臭臊.其味酸.其聲呼.其液泣.
心色赤.其臭焦.其味苦.其聲言.其液汗.
脾色黄.其臭香.其味甘.其聲歌.其液涎.
肺色白.其臭腥.其味辛.其聲哭.其液涕.
腎色黒.其臭腐.其味鹹.其聲呻.其液唾.
是五藏聲色臭味也.
五藏有七神.各何所藏耶.
然.
藏者.人之神氣所舍藏也.
肝藏魂.
肺藏魄.
心藏神.
脾藏意與智.
腎藏精與志也.

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三十四難の訓読

(井上恵理先生の訓読・解説:経絡鍼療(447号)と本間祥白先生の解説、福島弘道先生の解説を参考にして、山口一誠の考察文にて構成しました。)

三十四の難に曰く。
五臓各々声色臭味有り、暁(さと)し知るべきことを以ってせんやいなや。
然るなり。
十変の言、
肝の色は青く、其の臭は臊(あぶらくさく)、其の味は酸(すし)、其の声は呼(よばわる)、
其の液は泣(なみだ)。
心の色は赤く、其の臭は焦(こげくさく)、其の味は苦(にがし)、其の声は言(いう)、
其の液は汗。
脾の色は黄、其の臭は香(かんばしく)、其の味は甘(あまし)、其の声は歌(うたう)、
其の液は涎(よだれ)。
肺の色は白く、其の臭は腥(なまぐさく)、其の味は辛(からし)、其の声は哭(なく)、
其の液は涕(はなじる)。
腎の色は黒、其の臭は腐(くされくさく)、其の味は鹹(しおからし)、其の声は呻(うめく)、
其の液は唾(つば)。
是れ五臓の声色臭味なり。
五臓に七神有り、各各何を藏する所ぞや。
然るなり。
臓は、人の神氣の舍藏する所なり。
肝は、魂を藏し、
肺は、魄を藏し、
心は、神を藏し、
脾は、意と智を藏し、
腎は、精と志を藏すなり。


詳しくは各先生の文献を参照されたし。
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三十四難の詳細解説


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