四三難

難経トップコーナ へ

難経第四十三難

 ank043

ゆっくり堂の『難経ポイント』 第四十三難

※ 四十三難のポイント其の一は、健康な人の飲食総量についての記載です。

※ 難経四十三難臨床&エトセトラより。・・・・・・

便秘と下痢症を考えると、下痢症の方が生命の危機になるのでここはしっかりと治療する。


難経 第四十三難 原文

(『難経』原本は底本:『難経』江戸・多紀元胤著、『黄帝八十一難経疏証』(国立国会図書館所蔵139函65号)オリエント出版、難経古注集成5(1982年)に影印)を参考にしています。

四十三難曰.
人不食飮七日而死者.何也.
然.
人胃中常有留穀二斗.水一斗五升.
故平人日再至圊.一行二升半.日中五升.七日五七三斗五升.而水穀盡矣.
故平人不食飮七日而死者.水穀津液倶盡.即死矣.

--------------------------

四十三難の訓読

(井上恵理先生の訓読・解説:経絡鍼療(453号)と本間祥白先生の解説、福島弘道先生の解説を参考にして、山口一誠の考察文にて構成しました。)

四十三の難に曰く。
人、食飲せずして七日して死するものとは、何んぞや。
然るなり。
人の胃中、常に穀を留(とどむ)ること二斗、水一斗五升有り、
故に平人日に再び圊(かわや)に至る、一行(いっこう)に二升半、日の中に五升、七日に五七、三斗五升にして、而(しかし)て水穀尽く。
故に平人食飲せずして七日して死するものは、水穀津液倶(ともに)尽きて、即ち死すなり。


詳しくは各先生の文献を参照されたし。
--------------------------

難経トップコーナ へ

ヘッダー トップページ お問い合わせ サイトマップ 地図