使用する鍼の特徴
分類 番号 e105
黄帝内経「霊枢」第一・九鍼十二原遍に9種類の鍼についての記述があります。
〔原文〕九鍼之名.各不同形.
〔訓読〕九鍼の名、各おの形を同じくせず。
と書いてありますが、これは鍼を使用する身体の場所が、皮膚・筋肉・腱脈など、
病の宿る所によって治療法が違いますから、
それぞれの治療法に適した九種類の鍼を使用しなさいと言う教えです。
ゆっくり堂で使用している鍼について項目別に使用方法などを掲載します。
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銀 鍼
ステンレス鍼
円鍼
鍉(テイ)鍼 鍉鍼.長三寸半.
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参考
九鍼十二原 第3段 原文
九鍼之名.各不同形.
一曰鑱鍼.長一寸六分.
二曰員鍼.長一寸六分.
三曰鍉鍼.長三寸半.
四曰鋒鍼.長一寸六分.
五曰鈹鍼.長四寸.廣二分半.
六曰員利鍼.長一寸六分.
七曰毫鍼.長三寸六分.
八曰長鍼.長七寸.
九曰大鍼.長四寸.
鑱鍼者.頭大末鋭.去寫陽氣.
員鍼者.鍼如卵形.揩摩分間.不得傷肌肉.以寫分氣.
鍉鍼者.鋒如黍粟之鋭.主按脉.勿陷以致其氣.
鋒鍼者.刃三隅.以發痼疾.
鈹鍼者.末如劔鋒.以取大膿.
員利鍼者.大如氂.且員且鋭.中身微大.以取暴氣.
毫鍼者.尖如蚊虻喙.靜以徐往.微以久留之.而養.以取痛痺.
長鍼者.鋒利身薄.可以取遠痺.
大鍼者.尖如挺.其鋒微員.以寫機關之水也.九鍼畢矣.