風邪の熱を下げた治療例 ti025

風邪の熱を下げた治療例 & 熱下ツボ & お灸と鍼施術のお話し。

ゆっくり堂鍼灸院の病気の改善例(25)

                       鍼灸治療例 小項目 番号 ti025

最近、のどの痛みから風邪を引く患者さんが増えています。

38度までの熱でしたら子供さんの解熱にもゆっくり堂は対応します。

大人は上限なし、来院できる体力がある方はおいでください。

熱を下げた治療例

◎ 患者NBさん

ここ1週間、のどが腫れて痛みがあり、咳が出てきて、身体が火照るほど熱が出て、頭がボーっとしている。

患者さんの脉を診ますと、浮いて、速く(鍼灸用語で数)て、実の脉状です。

熱を下げると同時に、風邪を追い出す根本治療の本治法をします。

鍼灸診断(証決定)肺虚肝実証です。

70%の確率で、さらに熱を下げる方法があります。

足が冷えて、上半身から熱があり、頭部がカッカッと熱しています。

この時は、気が上気(冷えノボセの状態)していますからこれも下げる事で解熱にも役立ちます。

上気(冷えノボセの状態)の頭部の熱気を下げるには、

刺鍼する場所がポイントです、手は右手に、足は左足に鍼をします。

右手の経渠(けいきょ)経金穴 に補法の手技。

左足の行間(ぎょうかん)栄火穴に瀉法の手技。

これで、一瞬、身体から皮一枚赤みが引きました。

その後、標治法として、

大椎穴に痛いというほどツボ灸をしました。

(ツボ灸火傷はしませんからご安心あれ。)

患者さんの感想、

足が温まり、少し気分が楽になったけど、まだ熱がある・・・

こうゆわれると、また一つ熱を下げる技をしました。

右手と左足に、水かきの解熱鍼です。 終了。

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熱を下げる方法、お灸のお話し。

1、大椎穴 首の後ろのツボです。

第7頚椎棘突起間と第1胸椎棘突起間にある穴(ツボ)です。

ここに、ツボ灸をします。

2、裏 内庭(ないてい) 栄水穴に棒灸をします。

ここは、化膿性のおできや食あたり、虫刺されなどの時に毒抜きのツボでもあります。

3、咽喉の炎症や中耳炎からの腫れや熱がある時に使用するツボ、

子供の場合は、照海(しょうかい)穴です。 場所は内果の直下1寸に取る.

3-2、大人の場合は、然谷(ねんこく)栄火穴です。

場所は内果の前下方、舟状骨粗面の直下に取る.
(注)内果の前下方、約2.5~3cmに舟状骨粗面を触れることができる.

※ いずれのツボも痛みがある時に有効です。

お灸の形状は2ミリ経で長さは2センチのお灸です。

施術方法は、線香でお灸に点火して煙が垂直にスーッと立ち上がったら取り外します。

4、熱はさほどでもないが、蓄膿・鼻つまり・鼻水がつらい時は、

左の陰陵泉(いんりょうせん)合水穴です。

場所は脛骨内側顆の下、脛骨内側の骨際、陥凹部に取る.
(注)膝をたて、脛骨内側縁を擦上して指の止まるところに取る.

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熱を下げる方法、鍼施術のお話し。

1、熱を下げると同時に、風邪を追い出す根本治療の本治法

基本は、虚を補い、実を瀉法します。

2、70%の確率で、さらに熱を下げる方法があります。

足が冷えて、上半身から熱があり、頭部がカッカッと熱しています。

この時は、気が上気(冷えノボセの状態)していますからこれも下げる事で解熱にも役立ちます。

上気(冷えノボセの状態)の頭部の熱気を下げるには、

刺鍼する場所がポイントです、手は右手に、足は左足に鍼をします。

 

3、右手と左足に、水かきの解熱鍼です。

ゆっくり堂鍼灸院の病気の改善例(25)

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