風邪を治すツボと養生法 ti014

風邪を治すツボと養生法

① 風邪を治すツボ。

季節も秋の気配から、朝夕の寒さもあり、

風邪が流行しています。

そして、新型インフルエンザと

十代の子どもさんが標的になり、

晩秋から冬には、

季節性のインフルエンザがでそうです。

そこで、

家庭でも出来るお灸で風邪を治す方法をお知らせします。

まず、風邪の初期症状でよくある例は、

発熱・頭痛・せき・食欲不振・倦怠感の症状が多いです。

病院での診察や治療薬の服用をした上で、

特に、発熱に関しては、お灸の効果に期待が持てます。

大椎穴(第7頚椎棘突起間と第1胸椎棘突起間に取る.)

に、お灸をすることで改善がみられます。

 

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☆ ② 風邪を治すツボ。☆
「大椎穴」 の施灸のポイント。

風邪の初期症状でよくある例は、
陽実証の段階なら、
多壮灸(30~100壮)をすると、
督脈経にそって上下に発赤します。
また、
小児、乳幼児なら、知熱灸でも可能です。

しかし、
邪の進行が進み、
陽気が鬱すると効果はありません。
ここに至っては、
本治法による正経調整が基本になります。

お近くの鍼灸院にご相談下さいませ。
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☆ ③ 風邪に掛からない方法。☆
家庭で出来る方法・・・

夜、就寝まえに、寝床(ベッド)のそば、中に入れても良い。

明日はく靴下。

バスタオルかマフラー。

朝、目覚めたら、寝床(ベッド)の中で靴下を履きます。

そして、首にマフラーをまいてから寝床を出ます。

昔から、頭寒足熱のたとえもありますので、

足を冷やさないことと、

首の後ろそう

大椎穴(第7頚椎棘突起間と第1胸椎棘突起間に取る.)

や、

肺兪(第3・第4胸椎棘突起間の外1寸5分に取る.)
魄戸(第3・第4胸椎棘突起間の外3寸に取る.)

の付近が冷えると風邪の邪気が入ると言われますので、

背筋を冷やさないことが、

風邪に掛からない方法の一つになりますよ。

お試しあれ・・・・

 

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☆ ④ 風邪に掛からない方法、外出先偏 ☆

外出先で出来る方法・・・

外出先で、風邪を引いて咳をゴホゴホする人がいたなら、

それも、狭い空間、教室や職場、電車の中では、

逃げ出すわけにも行きません。

もちろんマスクも着用して防衛しておいて、

更に、防衛する方法です。

お隣さんが「ゴホン」と咳をしたら、

すぐにその場で、「ヒューゲン錠」を、

3錠トローチなめで服用します。

「ヒユ-ゲン錠は」は、
せき、たんの苦情、気管、粘膜のアレルギ-症状を改善するために考えられた
生薬配合の鎮咳去痰薬です。

そして、構成生薬の芥子殻(けし‐がら)が特徴です。

芥子殻(けし‐がら)
化合物和名はノスカピンと言います。

ノスカピンには麻酔・鎮痛作用や依存性は無く、強い鎮咳作用があります。
ノスカピンは脳の咳中枢を抑制することによって鎮咳作用を示しますが、
麻薬系の咳止め薬と異なり、呼吸を抑制することなく、また習慣性も無いので、
『非麻薬性中枢性鎮咳剤』に分類されています。

安全安心で、

鎮痛薬の副作用も有りませんので、

風邪を引く前に予防的に服用しても、

良いですよ。

そして、胃腸の働きも良くしてくらますから。

気管支の毛細血管にフレッシュな血液を届け、

気管の腺細胞を活性化して、質の良い粘膜液を分泌しますので、

風邪のウイルスや細菌を防衛できます。

よって、風邪の予防になります。

 

ゆっくり堂

漢方師:山口一誠。

 

 

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