十二経絡診
小項目 番号 b201
経絡(けいらく)は人体の中の気血の通り道として考え出されました。
現存する中国最古の医学書「黄帝内経・素問・霊枢」
前漢の時代( 紀元前206年 – 8年)に編纂されています。
経絡は十二の正経とよばれるものと、八の奇経とよばれるものがあります。
十二の正経:十二経絡のことです。
正経は陰陽で分類され、
陰は太陰、少陰、厥陰の三陰に、
陽は太陽、陽明、少陽の三陽に分けられ、
手、足それぞれに三陽三陰の属する経脈が割り振られて計十二脈になります。
十二経絡の順行表図
八の奇経(奇経八脉)は、
衝脉・陰維脉・帯脉・陽維脉・督脉・陽キョウ脉・任脉・陰キョウ脉です。
奇経治療で使用します。
十二経絡の進行順番の図を示します。(これを流注と言います。)