「宇宙の始まりと東洋医学のお話し。」
(気の絵本パート1.)
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「気の絵本」 タイトル
「親子で読んで欲しい東洋医学の本」 サブタイトル
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- 「小学生にも読んで欲しい東洋医学の本」と言う視点から漢方の古典を解説します。
古典エッセイ風に書いてみます。
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pastelアート:福重歌織 |
pastelアート:Miyu Gondo |
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「宇宙の始まりと東洋医学のお話し。」
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(気の絵本パート1.)
- 一粒の光の「ゆらぎ」から宇宙が生まれました。
「ゆらぎ」は「気の変化と動き」です。
そして、気の医学が東洋医学です。 - 私達は、宇宙の誕生から一三八億年をへて、
天の川銀河、太陽系第三惑星の地球に存在しています。 - 人間の頭脳はあらゆる存在を探求する歴史の連続です。
宇宙の発生や人体について自然科学、医学を駆使して正しい有り様を求めています。 - 医学の目的は人間が健康を維持して天寿をまっとうする為にあります。
- 東洋医学は自然界の変化と動き「ゆらぎ」「変動」「気の変化と動き」を観察して、
- 人が健康に快適に生活するための方法を提供した経験医学です。
- 私達は日常的にも気に包まれた生活を送っています。
気は目に見えませんが、池のさざ波や、木の葉の揺れるのを見れば解ります。
爽やかな風に、ゆらぎの風に吹かれたとき、身体も心も爽快になります。
冷たい風に晒されると風邪を引くこともあります。 - 風の気は空気の流れです。
風は太陽熱と地球の水との「ゆらぎ」から生まれます。
「ゆらぎ」は変化と動き「変動」です。
それが「気」です。 - 鍼灸師が患者さんに針の治療をしている時に、
ここの所が痛いという場所を優しく触診すると、
必ずその皮膚の下にさまざまな形状の「物」を触れます。 - 東洋医学では、これらを「気(き)の結(むす)ぼれ」と捉えます。
- 古典では、これを、聚(じゅう)と言います。
- 五臓六腑の十二本の気の走行ルートを真気が順調に巡っていれば身体のどこにも痛みが出ることはありません。
- 例えて言えば、用水路に空き缶や汚泥が水の流れを阻害する様な、
さまざまな形状の「物」気の結ぼれ:聚:邪気物が現われると痛みになります。 - 鍼灸では痛みの部位に針を刺します。
- 邪気物に応じて施術しますと邪気の形状物は跡形も無く消え去って行きます。
- そして、そこは平穏で精気に満ちたつや艶のある皮膚に成ります。
- 邪気その物を見る事はできませんが、
気とは在るものが消え去り、無いところに新たな物が現れる。 - それが気なのだと感じる瞬間です。
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- 「気の絵本」では「風(ふう)」「寒(かん)」「湿気(しっけ)」「痢病(りびょう)」「秘結(ひけつ)」「胃」 のお話しをいたします。
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- 気の医学、東洋医学を身近なものに感じてもらえれば幸いです。
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