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腎水(じんすい)タイプ : 腎水『心のゆらぎ』
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腎水タイプの長所はこんな点ですね。
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- 人を幸せにする志(こころざし)を持った人です。
- 精神が健康な人です。
- 身体も健康で筋骨強靭で動作も俊敏な人です。
- 精力を必要とする細かい巧みな仕事を難なくこなす努力の人です。
- 世の中と人の道について悟りを積み重ねる賢い人です。
- 正しい志の謀事(はかりごと)が上手にできる人です。
- 男女共に精力旺盛で生殖能力も強く子孫に恵まれます。
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腎水タイプの弱点とは。
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- 腎気が衰えると、
- 恐(おそ)れ慄(おのの)いて心が休(やす)まりません。
- 恐れ過ぎると、なにものにも怯(おびえ)るようになります。
- 物忘れが酷く、慢性疲労症候群に似た状態になります。
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腎水タイプ、心の病『心のゆらぎ』の形態について。
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腎水タイプの人が長所の良い面だけなら病気になる事はありません。
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ここのコーナーでは、
『心のゆらぎ』(気持ち・心情・思い・感情)、心の変化と動きに注目ます。
腎水タイプが「心の病)」「気の病」に陥った時の症状を診ていきます。
また同時に付随する身体症状も取り上げてみます。
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腎水タイプ:心のゆらぎ症状・付随する身体症状 ・の表
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腎水タイプ: 心のゆらぎ症状・付随する身体症状 ・備考の表 | ||||
心のゆらぎ症状 | 付随する身体症状 | 備考 | ||
恐(おそ)れ、
怯(おびえ)る
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腎水の変動 (五大病症) |
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胸騒ぎする | 腎水実 | |||
物忘れ |
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腎水虚 | ||
何者とも知れないものに 捕らわられる様な不安から、 恐れ、慄(おのの)いている。 |
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腎水実 | ||
わずかの光、 小さな音に、 恐れおののく。 |
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腎水虚 | ||
癇癪(かんしゃく)が出る、
精神障害、
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原論: 膀胱経 の変動 |
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恐怖し、 精神不安、 |
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原論: 腎経 先天の元気を 主るが故に、 この経が 虚すれ時 |
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心が脅かされ、 恐れ、 慄(おのの)いて、 心休まず。 |
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腎水経 の変動 |
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怖い夢を見る。 |
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腎水経 の変動 |
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腎水の変動(ゆらぎ)身体症状の分類コーナー
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- 先の腎水経の「心のゆらぎ」に該当する精神状態があった方はこちらのコーナーもお読みください。
- これらの症状も、身体的随伴症状に該当します。
- 腎水経が改善対象になる症状についてまとめました。
- 点検してみましょう。
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腎水の変動 (ゆらぎ) 身体症状の分類表 | |||
項目 | 身体症状 | ||
①
食欲について。
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② 大便について。 |
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③ 小便について。 |
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④ 睡眠について。 |
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⑤ 皮膚について。 |
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⑥ 肩や背中の状態 |
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⑦ 腰部の状態。 |
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⑧ 膝の状態。 |
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⑨ 頭部の状態。 |
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⑩ 腹部の状態。 |
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⑪ 風邪引きに伴う症状。 |
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⑫ 四肢の状態。 |
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⑬ 全身の状態。 |
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腎水タイプの弱点を改善する鍼灸の治療法。
- 鍼灸での治療法について。
- ※ 気の医学が東洋医学です。
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- 當先氣調而後治標邪。
- 読み方:
マサニ サキニ キヲトトノエ シカシテノチニ ヒョウジャヲ チス 。 - 訳文:
気を調(ととの)るをえて、而(しか)して後に標邪を治すべし。 - 解説:
病気を治す為には、五臓六腑十二経絡の気を調(ととの)る「本治法」を初めに行い、その後に「標治法」を行ないなさい。
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※ 「本治法」と「標治法」について。
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- 「本治法」
- 「本治法」とは、気を調(ととの)る鍼灸の施術手技です。
病気の根本原因を改善する、一番大事な一番初めに行なう鍼の施術手技です。
本治法を施すことで、五臓六腑十二経絡の「気」が正しく調整され「血」の流れを正しく順行させます。
そのことで、生命力の強化がなされ、病気を治す「自然治癒力」を増強させます。
「本治法」は病気の根本原因を改善する為の施術手技に成ります。
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- 「標治法」
- 標治法とは、患者の病状・症状を直接に緩和させる手技です。
標治法の方法は、体表より観察できる患部の「虚実」の状態に対して直接に「補法、瀉法」を行なって、これを調和させ病状を緩和させます。
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- そして、
本治法と標治法をうけることで、現在の病状が改善されると同時に、病気をぶり返さない身体になります。
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※ 鍼の治療法はシンプルなものです。
- 鍼の技術は、『虚実補瀉(きょじつほしゃ)』に尽きます。
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- 虚とは生気が不足する事です。
実とは邪気が充満する事です。
従って鍼の治療法は、
生気の不足を補うことが『補法』の鍼術であり 、
生気の働きを妨害する邪実を取り除くことが『瀉法』の鍼術です。
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本治法が病気の根本原因を改善する為の一番の施術手技に成ります。
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本治法の診断例:
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- 腎虚証(定則):
- 復溜穴(腎の経金・母穴)・尺沢穴(肺の合水子穴)の補法。
- また、
- 腎虚脾実証:復溜穴・尺沢穴の補法・・陰陵泉穴(脾の合水畏穴)の瀉法。
- 腎脾相剋証:復溜穴・尺沢穴の補法・・太白穴・大陵穴の補法。
- などが本治法として考察されます。
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二番目の治療点。(標治法)
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腎経の治療法
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湧泉穴は障害児が痙攣を起こし意識不明時の治療穴である。
鍉鍼の頭部を湧泉穴に当て、
尾部を「トットーン、トットーン」と叩く。
その際、湧泉穴は適応側であるという条件が必要である。
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湧泉穴は障害児が痙攣を起こし意識不明時の治療穴である。
鍉鍼の頭部を湧泉穴に当て、
尾部を「トットーン、トットーン」と叩く。
その際、湧泉穴は適応側であるという条件が必要である。
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救急法:腎経。
治療穴:
復溜穴は逆気している時の補法が有効だが、顔色が青ざめて、手足の先が冷え手いるときには注意が必要である。
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治療穴:
子宝のツボ:
先天の原気と後天の原気を組み合わせると子宝に恵まれる。
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復溜穴は逆気している時の補法が有効だが、顔色が青ざめて、手足の先が冷え手いるときには注意が必要である。
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治療穴:
子宝のツボ:
先天の原気と後天の原気を組み合わせると子宝に恵まれる。
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治療穴:
復溜穴は腎臓疾患・排尿器疾患に効果あり。
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膀胱経
病症特徴
左志室穴辺りの左の固い骨の様な結状物は腰、下肢の異常、腹内・骨盤内の臓腑周辺の病変に係わる。
復溜穴は腎臓疾患・排尿器疾患に効果あり。
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膀胱経
病症特徴
左志室穴辺りの左の固い骨の様な結状物は腰、下肢の異常、腹内・骨盤内の臓腑周辺の病変に係わる。
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膀胱経の治療法
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涙目には晴明穴。
・
天柱穴はその名に相応しく、上焦の病に対し或いは全身の種々な病症に対し用いて、陰に陽うに働き有効な経穴である。
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心兪穴・魄戸・膏盲穴等は心臓疾患・精神神経障害、心気症等に有効なツボである。
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涙目には晴明穴。
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天柱穴はその名に相応しく、上焦の病に対し或いは全身の種々な病症に対し用いて、陰に陽うに働き有効な経穴である。
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心兪穴・魄戸・膏盲穴等は心臓疾患・精神神経障害、心気症等に有効なツボである。
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治療例
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これを鍼灸実践床例にとれば、救急重篤な患者の応急処置として、湧泉・復溜穴に補法を加える。
又は腎の主りである下腹部を温める。
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健康体は常に頭寒足熱を旨とするが、病体の者は足が冷え頭部の、のぼせ、痛みを訴える。
これに対する処置は、三陰交、太谿に留置鍼を施し、然谷・湧泉穴の現す所見に従い施灸をすると良い。
・
足の少陰腎経の主治症としては、まず大局的に生気の回復を図り、男女生殖器、泌尿器疾患を治し、更に心下部の苦悶や胃腸、心臓、呼吸器、咽喉の病にも著効を上げることができる。
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子午治療は肺膀大腎
大腸経のツボ:偏歴(絡穴)・温溜(げき穴)
肺経のツボ :列缺(絡穴)・孔最(げき穴)
・
奇経治療の適応側は『病側優先』とする。
:任脈(肺経:列欠)-陰キョウ脈(腎経:照海)
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これを鍼灸実践床例にとれば、救急重篤な患者の応急処置として、湧泉・復溜穴に補法を加える。
又は腎の主りである下腹部を温める。
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健康体は常に頭寒足熱を旨とするが、病体の者は足が冷え頭部の、のぼせ、痛みを訴える。
これに対する処置は、三陰交、太谿に留置鍼を施し、然谷・湧泉穴の現す所見に従い施灸をすると良い。
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足の少陰腎経の主治症としては、まず大局的に生気の回復を図り、男女生殖器、泌尿器疾患を治し、更に心下部の苦悶や胃腸、心臓、呼吸器、咽喉の病にも著効を上げることができる。
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子午治療は肺膀大腎
大腸経のツボ:偏歴(絡穴)・温溜(げき穴)
肺経のツボ :列缺(絡穴)・孔最(げき穴)
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奇経治療の適応側は『病側優先』とする。
:任脈(肺経:列欠)-陰キョウ脈(腎経:照海)
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足の太陽膀胱経
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治療穴
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現代経絡鍼灸実践例から治療穴について考察する。
十二経の兪穴は総てこの膀胱経に属する。
足の太陽膀胱経は、少陰腎経と表裏関係をなしているので、五臓六腑と全て関係があり、その付穴がこの経に属している。
よって、肩こり・腰背痛・坐骨神経痛・頭痛・目・耳・の病、脳の狂い・癲癇・脳血管障害・老化・利尿・痔疾を治す穴がある。
この経が実するとき、目を抜くが如き、頭が割れるが如き、背腰足の筋引き裂かれるが如き痛みを呈する。
また、この経虚する時は、冷えしびれて運動不全となる。
また、この経のそれぞれお特徴として、睛明・天柱穴は目・鼻・頭痛・頭蓋骨内疾患に効く。
また、各兪穴はそれぞれの臓腑の主治穴である。
中でも、膏肓・腎兪・志室穴等は慢性病の治療に欠かすことは出来ない。
特に、この経と流注を同じくする督脈経上の腰陽関・命門・大椎・身柱・あもん・百会・印堂穴は、それぞれ同位の兪穴と主治症が類似して特効を上げる。
また、
末端の至陰穴は少陰腎経の移行部になり、刺絡によりこの経の変動を調節し、施灸によっては、逆子を正常位に保つことができる。・
治療穴
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現代経絡鍼灸実践例から治療穴について考察する。
十二経の兪穴は総てこの膀胱経に属する。
足の太陽膀胱経は、少陰腎経と表裏関係をなしているので、五臓六腑と全て関係があり、その付穴がこの経に属している。
よって、肩こり・腰背痛・坐骨神経痛・頭痛・目・耳・の病、脳の狂い・癲癇・脳血管障害・老化・利尿・痔疾を治す穴がある。
この経が実するとき、目を抜くが如き、頭が割れるが如き、背腰足の筋引き裂かれるが如き痛みを呈する。
また、この経虚する時は、冷えしびれて運動不全となる。
また、この経のそれぞれお特徴として、睛明・天柱穴は目・鼻・頭痛・頭蓋骨内疾患に効く。
また、各兪穴はそれぞれの臓腑の主治穴である。
中でも、膏肓・腎兪・志室穴等は慢性病の治療に欠かすことは出来ない。
特に、この経と流注を同じくする督脈経上の腰陽関・命門・大椎・身柱・あもん・百会・印堂穴は、それぞれ同位の兪穴と主治症が類似して特効を上げる。
また、
末端の至陰穴は少陰腎経の移行部になり、刺絡によりこの経の変動を調節し、施灸によっては、逆子を正常位に保つことができる。・
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参照図コーナー
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腎経の「心のゆらぎ症状.心の病」は腎経ルートに病状が出ます。
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⑧ルート 足の少陰腎経 内経を中心とした流注図 c2081
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膀胱経の「心のゆらぎ症状.心の病」は膀胱経ルートに病状が出ます。
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⑦ルート 足の太陽膀胱経 内経を中心とした流注図 c2082
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