十三、臀部の鍼灸治療(臀部痛)
このコーナーでは臨床に直接役立つ経絡鍼灸の証決定・本治法・標治法の方法を述べます。
参考文献は、小里勝之(こさとかつゆき)先生の臨床発表「論考:身体各部の病症と経絡鍼灸治療」を
ベースにして、 ここに、『鍼灸重宝記』と、HPゆっくり堂の経絡鍼灸教科書を加えて構成します。
また、適宜、東洋はり医学会の臨床経験文を参考に考察を行います。
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鍼灸師の先生方のご意見・間違いの指摘・などを、当院へお送りくだされば幸いです。
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臀部の経絡: | 外方大転子の通りに胆経、その後方に膀胱経が、めぐっている。 |
臀部の病症: | 主として神経痛、 |
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病の種類 | 特徴 | 弁証 | 治療方法 |
主として神経痛 | 動作痛の場合は | 胆経膀胱経の変動と診る | |
自発痛の場合は | 肺虚証として治療することが多い。 皮毛は肺金の主るところとして皮膚に病邪がある為である。 |
極めて浅く
刺鍼すること。 |
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