環境ホルモン
ここまで、考えないと・・いけなくなった。
・ 今回の話は「環境ホルモン」です。
自分の「孫」が生まれない。
今、日本の若い男性の精子が半減しています。
また、女性には子宮内膜症が急増し、不妊症の原因になっています。
あなたの子供や孫の代になったとき、あなたの子孫が生まれない時代が、もう、そこまできているのかも知れません。
環境ホルモンとは・・・・?
正式名を「外因性内分泌攪乱化学物質」と、いいます。
本来、ホルモンは卵巣・精巣・脾臓・副腎・甲状腺・脳下垂体などの内分泌器官で、身体が必要とするとき適量が作られ、性の発達、精子形成などの働きをし、また、身体の状態を一定に保つ働き、恒常性の維持をつかさどっています。
そして、このホルモンが体内で多すぎても、少なすぎても、いろいろな障害を起こします。
環境ホルモンの作用・・・
環境ホルモンは正常なホルモンの作用を阻害し、正常な代謝機能を攪乱(かくらん)します。
生物の発生初期には、ごく短期間、微量の環境ホルモンの影響でも、成長後に、生殖機能に変調をきたしています。
また、成人の、乳ガン・バセドー病・甲状腺ガン・免疫機能の低下・アレルギー症の増大を招く危険性も考えられます。
環境ホルモンの種類と成分・・
塩化ビニールを燃やし続けたゴミ焼却場から・・ダイオキシン
農薬・殺虫剤・・合成ピレスロイド
化粧品・軟膏剤・・界面活性剤(アルキルフェノール)
台所洗剤・・アルキルフェノール
食器・哺乳瓶・・ポリカーボネート
カップめんのカップ・・スチレン
ファストフード・輸入牛肉・・合成女性ホルモン(DES)
一度、体内に入ったらなかなか出ないダイオキシン・・・・
環境ホルモンが体内に取り込まれる原因の9割が食事からです。
肝臓や脂肪にたまりやすく、腸内で再吸収され、体外に出にくい物質です。
愛する家族を守り、子孫に未来を託したいあなたへ・・
ダイオキシンの体外排出は旬の有機野菜をたくさん食べるといいようです。
実験では、食物繊維(米ぬか繊維・そば・ほうれん草・大根葉・アワ・ひえ・きび・ごぼう・キャベツ・白菜・大豆・にんじん)、海草類などが、腸内のダイオキシンを吸着して体外に排出します。
そして、
最も効果が大きかったのが、クロロフィリンでした。