漢方薬の選び方 h010

漢方薬の選び方

みなさん、こんにちは。

知ってると病気を長引かせない方法をまとめて見ました。

漢方薬の選び方

陰陽虚実の陰陽を中心に早見表を作ってみました。

陰陽は、陰病と陽病という病状のことで、

陰病のときに陽病の漢方薬を使うと病気は 治りません。

また、どんなに体力がある人でも陰病になるときがありますので注意が必要です。

今回のポイントは、陰病とはどういう症状が出るのかを確認してくださいね。

陰病の症状

陽病の症状




 陰病の胃病は、胃酸不足が原因です。
食後に、みぞおちがつかえ不快感がでるとき。
食事の内容は、甘い食物、辛い食物を欲しがります。また、無意識に、ご飯をたくさん食べ過ぎています。
そして、苦い薬は絶対に飲めません。陰病の胃病を治す漢方薬としては、「温石錠」「フラーリンアイ」「六君利気錠」などです。
 陽病の胃病は、胃酸過多が原因です。
お腹がすいている時、キリキリと痛みます。食後、2時間ぐらいから胃が重苦しくなります。
また、口が苦いときなどです。
そして、苦い薬を飲んでも大丈夫です。陽病の胃炎を治す漢方薬として、「エスマーゲン」「オルスビー錠」などがベストです。

便


下痢をすると、お腹が痛くなります。また、便秘をしても、のぼせがなく、コロコロの便(兎便)になります。
これらの現象は、大腸の働きが弱くなり大便を送り出すぜんどう運動機能が低下しているからです。
下痢をすると、スーット気持ちがよくなります。陽病の便秘は、のぼせ症状が強く、苦しいです。
このような時は、血行を良くし充血性のうつ血を取り除き、神経のイライラを鎮め、大便の排泄を促がす漢方薬を使用します。

便


 陰病の場合は稀薄な小便がたくさん出ます。
したがって小便に何回も行き総量が多くなります。
これは腎臓の働きが弱くなり水分の再吸収機能が衰えるからです。
陽病は神経の高ぶりから起こります。イライラして不眠症になり夜間に何回も小便に行きますが、総量は少なくチョロチョロとしか出ません。


 その他の陰病症状として、
生理不順・貧血性の生理痛・不妊症。 貧血で顔色が悪く、働くと調子が悪くフラフラして元気がなく、眠気のくる状態。
手足から冷たくなり過労で心臓に痛みが出る。
まとめ
陽病は新陳代謝機能が亢進した病状群。
陰病は臓器機能が低下した病状群と考えます。
したがって、陽病には熱を冷ます漢方を使い、陰病には身体を温める漢方薬を考えます。

 

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ゆっくり堂では、
それぞれの患者様の体質体調を出来るだけ正確に問診しまして、
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問診の方法として、「70項目の質問メール」を用意しています。

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