ゆっくり堂 スタッフ紹介コーナー

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院 長 : 山口一誠 やまぐち いっせい

春、同窓会に参加しました。
宮崎県立小林工業高等学校建築科第8期生
43名中22名が参加しました。
還暦を過ぎた今も、学友達のほとんどが、
建築や土木の仕事で指導者として働いています。
一人一人の経験を誇りに思います。

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建築科を卒業した私が、なぜ漢方鍼灸師になったのか。

はだしの医者、日中友好がブームだったころ、
建築の現場監督のコースから外れて、
物を作る労働者に憧れ、その道に進みました。

以来、35歳まで鉄工所の製管職人をしていました。

セメントサイロの下部に設置してある鉄板の円錐形構造物、m21 Animation1
厚さ12ミリ・直径13m・深さ6mの円錐に、
直径2mの円錐を接合する為の鋼板展開をしたことがあります。
職人の世界では、誰も仕事を教える事はありません。  自分の技量を上げたければ、  自分より腕のいい職人の技を見て、  本を選んで、読んで、実地に工作して、ものにして行く。
腕が上がれば、単純作業から解放され、 仕事の図面依頼が来るようになります。

鉄工所の製管職人として一人前かなと言う時期に、
労働災害で腰を悪くしました。
重労働が出来なくなり労働者廃業です。

そこから、漢方薬の世界との出会いがあり、
ホノミ漢方をまとめた、高橋穂人先生の「神農本草経薬医学」を学び、
穂人先生の言葉に導かれました。
「漢方薬は、患者さんの病状をこれ以上、悪化させないようにする事を一番に考える。」  「病気を治してあげたい」気持ちが患者に「意おのずから通じて薬を効かせ治せる」ものであると。

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 日本の風土に合ったホノミ漢方薬 第53回ホノミ漢方会全国大会 

以来、現在も「ホノミ漢方薬」取り扱っています。

しかし、 

漢方薬をお渡しする仕事では直接患者の身体に触れる事は法律が許しません。

宮崎の地に、鍼灸学校が開校しましたので 鍼灸夜間学生として五十の手習いから鍼灸師の道に入りました。

そこで、又出会いがありました。 鍼灸の学術団体「東洋はり医学会」です。

東洋はり医学会・第三代目会長、柳下登志夫先生のお話しから、
 
① 経絡鍼灸術(けいらくしんきゅうじゅつ)は病気を治す一番の方法である。
経絡鍼灸術は「氣の動きを制御」して疾病を癒す。
人体の治癒能力が最も強力になる様な状態を作り出す事ができる。
しかもその治療過程を逐次〔脉診〕での観察をしながら調整しつつ治療術を進められる。
よって経絡鍼灸術こそは、最良の治療方式と言って差し支えないものである。
 
② 現代文明の悲劇が、【新しい鍼灸施術法】を生み出した。
人は陽気満ちて朝目覚め、昼は活発に活動して夕方を迎える。
その頃になると陰気が増し、動く ことを好まなくなって眠りに向かう。
夜は静かに陰気が働いて疲れを癒し、心身の充実をはかり朝に備える。
これが自然の理に適った生活のあり方というものだろう。〔陰遁陽遁の理。〕
しかし現代社会の生活はこれに大きく逆らい、そこから発病する場合も増加して止まらない。
もっと困る事態は、治療家が適正な生活法方を指示しても現状に合わず、患者は生計を立てることが 出来なくなるという現代文明の悲劇である。・・・
ここに至れば治療家もこの条件を克服して、健康的生活を送れる様に患者の生命力を強化する。
言い換えれば経絡調整法の工夫が必要になって当然である。
そこにあるのが新しい鍼灸施術法「相剋調整という証」であり、「脉状に応ずる手法」という刺鍼技術である。
そしてそれらを導く四診法と脉診技術なのである。
 
③ 気を診て緩やかな施術をしよう。
「緩やかな施術」、陰的な術式といえば、我々の日常生活はこういう施術が望まれる方向に進んでいる。
人は歩いても走っても、それは人間が持っている能力の範囲である。
しかし自転車に乗れば、従来持っている気の動きよりも速く気を巡らせないと、咄嗟におきた事態に対応できない。
もしそれが自動車ともなれば、気の動きをより速く働かせることが必須となる。
運転する事を生業としている患者(全ての日本国民)の治療は、総じて緩やかでなければならない。
これらの人たちの「気」は陽的な動きをする為、施術方式は「緩やかで少なめ」な陰的な要素を含む術式が適合する。
 
ここで、やっと、
東洋医学の2たつの道、漢方薬と鍼灸の理論と実技を手に出来ました。
 
私は、政治家の様な沢山の人々を幸せにする技量は有りませんが、
 
 ひとりの人の健康に役立つ事は出来ると思っています。
 
漢方薬と経絡鍼灸の世界観が私には合っています。
 
若いころ、「はだしの医者」の民衆に奉仕する精神にふれ、漢方と鍼灸の出会いが私を漢方鍼灸師に導いてくれました。
 
そして、ゆっくり堂鍼灸院を運営するにあたって。
 
私の立ち位置は、鍼灸治療を中心にして、漢方薬を補完材料に位置づけ、東洋医学の治療を完全なものにする事です。
 
ひとりの人の為に、私は鍼灸と漢方の治療法を提供いたします。


主な資格
はり師・きゅう師(厚生労働大臣免許)
薬種商 (薬事法:漢方薬販売資格)

所属学術団体や取得免許等

鍼灸関係
東洋はり医学会:本部会員・研究部:刺鍼研究班・指導者育成講座所属。
東洋はり医学会:宮崎県支部、会計。

漢方関係
東亜医学協会会員
穂乃美漢方会会員

資格免許等
行政書士試験合格
宅地建物取引主任者
毒物劇物取扱責任者
移動式クレーン運転士免許
九州保健福祉大学総合医療専門学校鍼灸科第1期卒業
宮崎セルフケア協会代表
東京親子スキンタッチの会の認定指導員
宮崎県立看護大学・特別講師(鍼灸経絡理論、脉診実技等)

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漢方薬相談員 : 山口 ひろ子

19××年12月生まれ、

宮崎商業高校卒

労働金庫勤務・定年退職、

孫のsumireちゃんに会いに行くのが日課です。

趣味は海外小旅行です。

経理は得意です。・・・

そして漢方薬の相談もしてます。

私と漢方薬との出会いはというと
連れ合いの一誠先生が「薬種商」を目指し始めた頃からですので、約30年。

当店で取り扱っている「漢方薬」・・・副作用を出さない、胃腸を大切にする、
お客様の自然治癒力を高める為になどの考えが私の心に響きました。

惚れ込みました。!!

私が漢方薬と出会ってから約30年、時々の症状に適した漢方薬はもちろん
健康維持のための漢方薬を服用していますが、
「更年期障害」もなく、大きな病気もせずに現在まで元気に過ごしています。

私が安心してお客様に当店の漢方薬のお話を出来るのも、
私が元気に過ごしているからだと思っています。
そして、私と二人姉妹の妹も当店の漢方薬の大ファンの1人です。

これからも出会った方々が、毎日健康で過ごされますようにと
願わずにはいられません。

資格
登録販売者

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