◎ 経絡の五行変動 比較図表
17、 柳下先生、五大病症変動のまとめ2、コンパクト版
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相剋つり合いについての表
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相剋つり合いが悪いと。 | |
脾と肝 | 興味の減退 |
肝と脾 | 考えがまとまらない |
腎と心 | 計算障害 |
腎と脾 | 物忘れ |
心と肺 | 注意力減退 |
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- 肝木の変動
- 実すれば、怒り。
虚すれば、取り越し苦労をする。 - 仁:慈しみ、慈愛、情、思いやりの心、哀れみ、身近かな人から他人におよぶ愛、これを肝の主る人間の気持ちと考える。
魂:たましい、人間の霊、思い、心持ち、 - ・
- 心火の変動。
- 実すれば、喜ぶ。良くない事も非常に喜んだり笑う。
虚すれば、無感動、何も感動しない状態になる。 - 礼:人と人の道、礼儀作法、立ち振る舞い、人に敬意を示す、社会の秩序。
神:尊い、神秘的なもの変化して極まりない、精神。 - 心経の変動:「熱」の司りである。
- 【体内で熱が亢進すると】
物を読んだり、見たり、聞いたり、特に考えをまとめようとすると意識がハッキリせず、 意識がぼやけ、疲労感がして眠くなる。
気温は寒くないのに身体が冷え、特に手足が冷たく、鼻の奥にたえず濃い鼻汁が留まっていてなかなか出ない。(鼻の奥は心火の司る所。) - 心火が虚している時は、体温が低く。
- 心火が正実した時は体温が上がると同時に外界の寒さにも抵抗がつき、 体全体、或いは一部の冷えも温めると怱(にわ)かに温まるという事である。
- 小腸経の変動:軽い耳鳴り。
- 心包経の変動:
人が傍にいないと不安でたならない、寒さがこたえる。
手足が冷たくなかなか温まらない、鼻の奥に濃い鼻汁が留まる。 - 三焦経の変動:2週~3週目に月信(生理)を見る。 生理が十日前後続く。
- 脾土の変動
- 実すれば、思い過ごす。
虚すれば、思いが起こらない。 - 信:真剣な事、嘘でない、真実、訪れる宗教の信仰。
- 意智・知智:心ざし、思い、考え、意識してものを思う。
- 謀は、意味、訳、思う、考え。
- 【脾経の変動】:
食物はわずかしか摂っていないのに、ミゾオチにつかえ、もたれ、食欲無く、 冷たい飲み物や果物は特に欲しくない。
しばしば軽い腹痛を感じ、便意をもよおすが思うように出ないが、少しでも排便すると非常に気持ちが良く腸の中が空になった様な気がする。
睡眠は割り合い良いが、しばしば目が覚める。
疲れやすく少し動くとあちこちが痛くなり、寝ているのが一番楽だが、時々心蔵の鼓動が急に高まって思わず寝ていられなくなる事がある。
急いで歩いたり、小走りに走ると心蔵が非常に苦しくなる。 - 【胃経の変動】:熱も無いのに寒く、特に腹部が冷える感じがする。
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- 経金の変動
- 実すれば、悲しみ、憂い、原因も無く泣けて涙が止まらない。
虚すれば、体も心もじっと動かず悲嘆に暮れる。 - ・
- 腎水の変動
- 実すれば、何者とも知れないものに捕らえられそうになって、じつとしていられないで逃げ回る。
虚すれば、足腰が立たない、動けない、わずかの光、小さな音などに恐れおののく。 - 智:頭の働き、知恵、悟る、賢い、謀が事が腎の働きです。
- 精志:精志、精は米などをついて穀物を取り白く混じり気がない様。
:えり抜きの精密さ、心、気力、精気、精神、巧み、高名、正しい。
明らか、清潔、鋭い、志は心の向かう所、考え、思慮、目的、物を贈る、気持、望み、希望、目指す心、覚えている、書き記す、記録する。
- 相剋つり合いについて。
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- 相剋つり合いが悪いと。
脾と肝 興味の減退
肝と脾 考えがまとまらない
腎と心 計算障害
腎と脾 物忘れ
心と肺 注意力減退
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