「いぼ痔」を鍼で改善する。

「いぼ痔」を鍼で改善する。

 ゆっくり堂鍼灸院の病気の改善例(22)

治療例 : いぼ痔

プロフィール: 女性57歳

 一番改善したい病状の特徴と経過:

イボ痔の痛み。

夕方になると肛門部が痛みだし、不快感に襲われ仕事にも支障がでます。

昔から、この様なイボ痔の状態をくり返していますが、1週間ぐらいで治っていました。

だが今回は、この状態が一年以上続いています。

外科手術はしたくないので、鍼灸で何とかなるのではと思い来院されました。

 漢方診断と施術内容:

主訴のイボ痔の痛みの改善が一番なので、
患部の「いぼ痔」の処置として、
長強穴にステンレス鍼2寸-5番にて菅鍼法の手法で5センチほど刺入、置鍼を施します。

主訴の症状と触診から、肺の変動とみて、
ここが、病気の根本解決の中心になりますので、本治法で気の調整の処置をします。

治療の経過:

治療6回目:
長強穴の処置で改善効果が出て来ました。
鍼の手技は患者に側臥位で両手で片足を抱えてもらい、長強穴に10分ほど置鍼します。
鍼尖と鍼体に温かい充実感を感じました。

時間の経過と共に、イボ痔が縮小し始め、終わりには、小指のツメほどの大きさに変化しています。

 ※ イボ痔の病症に対する私見。

「ぢ」は肛門で起こっていますが、「ぢ」の原因は下ではなく、もっと上で起こっていると考えています。

上で起こっている原因として、四つの「内臓体質」が、関係しています。

中略

日本人の3人に1人は「痔主」です。

そして、4人に3人は「ぢ」を経験した事があります。

そして、また、

私も先天的に「痔」を持って生まれてきました。

鍼灸師として患者さんに鍼を打つ前に長強穴への自己治療でイボ痔を改善しました。

それからは、再びイボ痔が復活しないようにできるだけ暴飲暴食は控えています。?

「ぢ」は、人間の宿命ですね。

 

全文はゆっくり堂のHP『いぼ痔』をご覧ください。

http://yukkurido.jp/shinkyu/tirei/ti022/

 

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