患者様の声・症例のご紹介

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患者様の声・症例のご紹介コーナー

症例のご紹介・患者様の喜びの声やレポート、インタビューを掲載します。

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五十肩の鍼灸治療a0001_009125

4人の患者様の「肩・腕の痛み」の改善例と共通治療教訓を述べます。

  • 男性60代、
    1年前に建設現場で作業中転倒し右肩、腕を痛めた、整形外科・整体・鍼灸を試したが改善せず、
    2か月前からは痛みを伴う整体治療から夜間痛も出て睡眠も十分に取れていない。
    屈曲(腕を前から上げる)で強度の痛みが出る。
    治療経過
    初診から、2日おきに来院、2週間目に夜間痛改善、睡眠も十分に取れるようになる。
    以後、週一回の来院、半年で完治。現在不定期に健康管理目的でご夫婦で来院中。
  •  患者様の声
    1年前に肩腕を痛めて色々な治療をうけた。2か月前からの整体院から益々痛みがひどくなりっていた。 取引の銀行員から紹介してもらいゆっくり堂で治療をしてもらい、夜間痛が改善した。 現場の仕事は若い者を指導するだけなのだが、自分がやった方が早く済むのでつい力仕事もしてしまう。 そのたびに昔痛めた、腰や右の大腿側部に痛みが出たりするが、それも週1回の治療で改善する。
    今後とも、夫婦で通うのでよろしくお願いしたい。

  • 女性46歳、ハウス栽培農家
    鍼灸院でお灸を受け腰部に火傷を負っている。膝には鍼の治療で、青あざが出来ている。
    治療を受けるとその時は少し楽になるがまたぶり返す。
    強度の肩こり、腰痛、膝の痛み腫れ、両足首の痛みだるさ年々酷くなり改善していない。夜間痛がある。
    秋の終りには一年の疲れがピークになり、風邪を引いて寝込む。
    治療経過
    週一回の来院、強度の肩こり・夜間痛は初診で改善、さまざまの不定愁訴は一年の治療経過で改善。
    秋の終りの風邪は出ていない。
    治療二年目、現在も健康管理目的で週一回の来院中。

  • 女性52歳、調理師
    1年前から、五十肩(左)夜間痛がある。
    結髪動作障害(頭を洗う動作が困難)
    結帯動作障害(ブラジャーを着ける時や、服の袖に腕を通す時に痛む。)
    治療経過
    初診から、3日おきに来院、3週間目で夜間痛改善。
    以後、週一回の来院、半年で完治。現在不定期に健康管理目的で来院中。
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  • 女性50歳、主婦
    半年前から五十肩(左)、結髪動作障害・結帯動作障害。夜間痛がある。整体とマッサージを受けたが痛みが増している。
  • 治療経過
    週一回の来院、3ケ月で完治。現在不定期に健康管理目的で来院中。
  • 4名の方の治療をして、
  • 共通点
    1、各種の治療を受けるも、治療による副作用で痛みが増強していた。
    2、夜間痛がある。
    3、うつぶせの姿勢でベットに寝てもらうと、痛みの為に正常に寝る事が出来ない。
    4、首、肩、腕、背部に冷えの部分、熱感の部分、凹み、凸部、浅黒い湿疹、乾燥した生気の無い皮膚が点在しています。
    5、腰部にも影響が出て凝り腫れの部が点在します。
    6、いずれの方も友人のご紹介で来院されました。
  • 当院の治療
    当院は経絡鍼灸治療ですので、本治法(ほんちほう)と標治法(ひょうちほう)の二つの治療技術を使います。
    いずれの方も友人のご紹介で来院されましたので、本治法を半信半疑ながらも理解され、
    初めに施すのは痛みのある肩ではなく、痛みもない手足のツボを2から4箇所に痛くない鍼を受けてもらいました。
    その後、標治法で病状を直接に緩和させる手技おおこないました
  • 初診時の標治法は、けして痛い部分に針をブスリと刺すような事は致しません。
  • 初診時の標治法は「皮気鍼」を施(ほどこ)します。

  • 皮気鍼の方法(水平鍼の補法手技です。)

    1、乾燥した皮膚の上に銀の鍼を寝かせて、左手の人差し指をその上に軽く置きます。
    2、皮膚の崔気をうかがい、生気が補われたのを確認してスーッと鍼を引抜きます。
    3、この補法すれば、生気が補われ血行が良くなり美しい肌に成ります。
    この様な手技で、首、肩、腕、背部、腰部の左右、上下、の虚実のバランスを取ります。

  • その結果、
  • 皮膚にある程度うるおいが出て生気が戻ってきます。asb1[1]
    当然、筋肉、腱、骨、血管、リンパの流れ、五臓六腑の血行も良くしているわけです。
  • そして、夜間痛が改善されてから、
  • 背部の虚の所見の深部にある硬い邪気を抜き取る硬結部位を緩める刺入鍼を刺します。
  • もちろん、針の刺入痛はありません。
  • また、必要に応じて「肩の三角筋の針治療」も行います。
  • そして、心地よいお灸で血の流れも良くします。
  • これが当院の五十肩の鍼治療方法です。

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生理痛改善例

女性29歳、保育士、a0780_000899_m
  • 症状の特徴
    初潮から現在まで「生理の1日目」に下腹痛、下腹部膨満感、腰痛と頭痛が出る。
    イブを常用している。仕事を休むほどではないが、将来のことを考えると今の時期に治したい。一年前から排卵痛も出ていいる。 産婦人科での検査では器質的な異常はないとの事。
  • 鍼灸治療は初めてです。  同僚の紹介で来院されました。
  • その他の症状
    年中鼻詰まり、口呼吸になっているので、咽喉に炎症を起こしやすいので風邪をよく引く。 朝は鼻水が多量に出る。ハウスダストアレルギーでクシャミと鼻水。 肩こり。低体温。 両足膝から下が乾燥肌で足首から下が冷えています。
  • 治療方針
    年中鼻詰まりの状態は、鼻腔内が浮腫(むくみ)になっていて、足の乾燥冷えとを考えると、 冷えノボセの状態であり、気血が身体を順に巡らない為に、生理時の痛みが出ています。 1週間に1回の定期的な来院をしてもらう事で、 慢性に経過している鼻詰まり、低体温、足の冷えを改善して、生理時の痛みを改善されます。
    先ず冷えの改善の処置をしながら、身体全体の気血の流れを整えていくと皮膚の状態が良くなります。 その結果、生理が正常になる体質の改善がなされ健康体になれます。
  • 使用したツボ
    太淵穴・太白穴・曲泉穴・八リョウ穴・ 命門穴・腰関穴・腎兪穴・腰眼穴・子宮穴。
  • 鍼灸治療の経過と結果
    足の冷えを改善して気血の巡ㇼをよくする鍼灸を施したところ、一回目の生理痛は無くなりました。
    2回目の生理は少し痛みが出ましたが、今1年を経過して、生理痛は出ていません。
    また、鼻詰まりは半年目には完全に改善して、口呼吸も無くなりました。
    そして、全身の肌に潤いと艶が出て綺麗な肌になり足の冷えも無くなっています。
  • 現在も健康維持目的で通院中です。
  • まとめ
    子宮に関係する苦情の場合は、  足の冷えと鼻の「むくみ」や頭のノボセはセットの症状になりますので、  全身に気血をまんべんなく順行させる鍼灸治療や漢方薬の服用が効果を上げます。  このことで、低体温も改善され、病気に侵されにくい身体への体質改善が出来ます。
  • これは、不妊治療にもつながりますので、若い女性は早くからの治療をお勧めします。
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気分が落ち込み胸が苦しくなる。

  • 宮崎市 40代女性 会社員a0001_017604_m
  • 2週間ぶりに来院されました。
    お顔がスッキリされています。
    気分爽快、生き生きハツラツ、元気に楽しく働いていますとのこと。
  • 主訴 :
  • 「何の前ぶれもなく急に、気分が落ち込み胸が苦しくなる。」
  • 1年前から仕事場でも家事をしている時でも急に「気分が落ち込み、胸が苦しくなる」
    メンタルクリニックで手当てを受けてずいぶん軽くはなったが、未だに何の前ぶれもなく症状が来る。
    一日に数回でる時もあれば、二日ぐらい何ともない日もある。
    また1日おきに「胸が苦しくなる」状態を繰り返している。
    他にはこれと言って悪いところは無い。
  • 症状が出る前の年は家族のことで辛い悲しい事があった。
    それを何とか解決して今は幸せなんだけど・・・・
  • ゆっくり堂のHPを見て、漢方薬や鍼灸を試してみたいと思い来院されました。
  • 治療経過および病状評価
  • 心と身体て不思議ですね、つらい悲しい時には頑張って耐えているのに、
    その負担が無くなった後から別の形で「気分が落ち込み胸が苦しくなる」様な症状が出るのですから、そんな時にも鍼灸治療が良いです。
  • この方の場合、手足も腹部も温かく、食欲・便通・睡眠も正常でしたが、一か所だけ胸の膻中穴辺りの皮膚が乾燥してカサカサでした。
    治療として「気分の変調」の根本原因を改善する為の本治法を施し、膻中穴に補法を行いました。
    後、督脈と任脈の経の流れを良くする流し鍼を処置、治療時間は約10分です。
    ちなみに、
    膻中穴をは、「寒熱感・霧中感・不安定感・眩暈・思考力減退」を治す処方穴です。
    以上の治療をテイ鍼にて行いました。
  • 鍼灸治療は合計5回です。
  • 6回目の予約を仕事の都合でキャンセルされ、2週間ぶりに来院です。
  • そして、予防薬の漢方薬を購入されました。
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治療例  : 痛みが移動する。

 左側の後頭部から、首部、肩、上腕、肘、前腕、手首、手、指先まで・・・

  • 患者様プロフィール: 女性、45歳a0002_007519_m
  • 来院年月:  20xx年9月
  • 改善したい病状の特徴と経過
  • 今年の春先から左腕に違和感が出てシビレから痛みになった。
    病院では頚椎ヘルニアの診断をされ、首の牽引治療をして症状は半分ぐらいは改善しているが、
    最近、 痛みが移動する、左側の後頭部、首部、肩、上腕、肘、前腕、手首、手、指先まで・・・
    朝は肩に痛みがあり、昼には手首が痛むと、1日の中で左側の腕、肩、頭部と痛みが移動する。
    日によっては1日中、痛みが一か所にあり、次の日は別の部位が痛みだす。
    また左手で物をつかむ様な動作は痛みが出るので出来ない。
    鍼灸や漢方薬での改善を考えて来院されました。
  • 2番目に改善したい症状
  • 腰痛、子宮筋腫、左右の脛(すね)の湿疹、胸部の湿潤性の赤い湿疹。
  • 過去の病歴
  • うつ病で2年ほど自宅療養。
  • 漢方診断と施術内容:
  • 触診から、左右の頭首部から腕、手、指先までを比べると左の皮膚が湿って冷えて虚しています。
    本人とってこの部の痛みの改善が一番なので、その日の痛みの部に対応して虚した所を水平鍼で温めます。
    移動性の痛みは気虚の診断になり、胸部の湿潤性の赤い湿疹にも関連しています。
    ここが、病気の根本解決の中心になるので、本治法で気の調整のテイ鍼(刺さない鍼)での処置をします。
  • 治療の経過
  • 治療3回目で、移動性の痛みは消失し、肩の硬結と人差し指の付根辺りに痛みが限定してきました。
    治療8回目で、左手で物をつかむ時に出ていた痛みも改善してきました。
    また、胸部の赤い湿疹はほぼ消失して温かみと適度な艶のある綺麗な健康的な肌に成っています。
    気分も爽快で笑顔がみえます。もう数回で症状は完治すると思われます。
  •  季節の変わり目に体調を崩しやすので月に2回のペースで健康促進の鍼灸治療をお勧めします。
    そうする事で、女性病の改善にもつながります。

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更年期障害
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  • 不妊治療・子宝相談
  • ※ ゆっくり堂の「不妊治療」に対する基本姿勢について。

     体調改善が不妊治療の王道です。

    これまで「不妊治療」の相談は、漢方薬での対応が多かったのですが、
    経絡鍼灸を行なう様になってからは、
    鍼灸治療を中心にして漢方薬を補完薬に位置づけた東洋医学で対応しています。
    「不妊治療」を行うために特化した鍼灸治療法はありません。
    なぜなら、その方の体質体調は千差万別なのですから、
    患者さんの体調を正しく診て患者さんに合った適切な治療ができた結果、
    さまざまな症状が改善され体調が整い、お腹が温かく足も温かい体質に変化されます。
    ぐっすり快眠、爽やかな目覚め、美味しく楽しい食事、すっきりと快便、
    気分がゆったりして何事にも穏(おだや)かに対応できて心も体も元気に成られています。
    そして、子宝を授かられます。

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  • 結婚4年目、34歳、今春、女の子を出産されました。
  • 職業は工業用フリーイラストレーターです。a0006_001383_m
  • ゆっくり堂とのご縁は2年前からです。
  • 来院は月に2から3回です。
  • ご婦人のご来院時の目的は「肩こりと便秘の改善」でした。
  • そして、そろそろ「子宝」を授かりたいので体調を整えたいとのこと。

    症状と体質。

    目の疲れ。疲れやすく身体重い。手足が冷たい特に足の冷えが年中あります。
    頭部に汗をかきやすい。風を冷たく感じる。食欲は旺盛、甘いものが好き。
    よく便秘になる、一週間以上の便秘。便の形状はウサギ糞状・硬い・柔らかい・泥状・水様とさまざまです。
    皮膚は全体的にカサカサ肌で艶(つや)がありません。とくに背部は湿疹が多数あります。
    パソコンでの仕事から頭痛があり前頭部・後頭部の痛みが強く出ます。
    この時は腹部も全体的に冷えています。
    肩こりは左右ともあり、硬く盛り上がっています。
    肩や背中がだるさは年中あります。
    感情的には、怒りぽい。よく笑う。怖がる。
    夫婦仲はとても良いです。
    初経12才・月経周期は30日周期・ 出血期間は7日間・軽い月経痛あり。
  • ゆっくり堂では様々な症状を肝心脾肺腎の経絡の変動(特徴的な変化と動き)分類して治療方針を決めます。

    病症の経絡的弁別

    肝木経の変動として、
  • 目の疲れ。風を冷たく感じる。パソコンでの仕事から頭痛があり前頭部・後頭部の痛みが強く出ます。 イライラする、怒りぽい。
  • 心火経の変動として、頭部に汗をかきやすい。よく笑う。
  • 脾土経の変動として、疲れやすく身体重い。手足の冷たい。食欲は旺盛、甘いものが好き。
  • よく便秘になる、一週間以上の便秘。  腹部も全体的に冷え。肩や背中がだるさは年中あります。
  • 肺金経の変動として、皮膚は全体的にカサカサ肌で艶(つや)がありません。とくに背部は湿疹が多数あります。 肩こりは左右ともあり、硬く盛り上がっています。
  • 腎水経の変動として、手足の冷たい特に足の冷えが年中あります。怖がる。

    四診法によって総合的に判断しまして「肺虚肝実の相剋証」の証決定をしました。

    治療方針
  • 元来健康で体全体に生気があり、声には艶と力、張りともにあり喋り方も明るいので「良」と診ました。
  • 初めに皮膚の状態を改善する肺経を整え、pc仕事の負荷から来る肝の実「目の疲れ。イライラ」の緩和を目的に治療を進め、
    後に子宮の状態を良くする腎脾肝を整えることで、さまざまな症状が改善され心も体も元気に成り子宝を授かられる身体にします。

    治療経過

  • 治療半年目には、背部の浅黒い湿疹はすべて消え身体全体の皮膚に艶と潤いが戻ってきました。
    また、冷え症の改善には隣接する漢方薬店から人参生薬を購入され服用されました。
    一年を経過した時には、「肩こりと便秘の改善」お腹も足も温かい体質に変化されました。
    その後は月に1から2回の来院です。
  • そして、妊娠されてからも安産灸を中心にした鍼灸治療を受けられ
  • 無事に女の子を出産されました。

    今年はこれまでに4組のご夫婦から4名の子宝のお知らせを受けています。

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  • 逆子が直りました。

    • 逆子治療についてa0001_006373_m
    • ゆっくり堂は逆子改善の鍼灸治療もお受けしています。
      最近の女性は足の冷え特にお腹の深いところが冷えています。
      逆子治療は安産灸の一つとして正しい鍼灸の手当てを受けると直りが良いです。
      お灸をすることでお腹の中から温まります。
      そうすることで、お腹の赤ちゃんも快適になります。
      そして安産が保障され産後の妊娠中毒やマタニティーブルーは出ません。
    • ゆっくり堂の逆子改善、鍼灸治療記録
    • 初診日:34週 4日目。
      逆子のご相談
      7か月目より逆子と正常な体位を繰り返し9か月目で逆子が直らない状態になっているとのこと、
      このままでは帝王切開手術になると医師から告げられた。
      鍼灸が良いと聞き来院されました。
      お腹が極度に緊張しています。表面は温かいのですが、深部に冷えもあります。
      両足膝より下に浮腫みがあります。
    • 初診日の治療
      標治法:
      1、テイ鍼にて、
      右至陰穴に軽く当て、テイ鍼の尾部を軽く「トットーン、トットーン(陰陽、陰陽)」と叩く。
      左至陰穴に同様の処置。
      2、 柳下円鍼にて、督脈ラインを百会から長強に向けスキンタッチ様の処置。
      本治法なし。
    • 2回目:35週 1日目。
      脉診:左至陰穴30秒で反応。 右至陰穴3秒で反応。 左三陰交穴3秒で反応。 右三陰交穴3秒で反応。
      標治法:初診日の治療に同じ。
      本治法:肺虚証:右太淵、右太白、テイ鍼にて補法の処置。
      症状改善:両足膝より下浮腫み。やや改善している。
    • 3回目:35週 4日目。
    • 座椅子にて、足を伸ばした状態にて処置。足を温める為のアドバイス「左足首ウォーマー」のすすめ。
    • 標治法:
      1、「つぼ灸 NEO NEXT(マイルド)」にて、右至陰穴3壮、左至陰穴2壮。
      2、 棒灸にて、右三陰交穴に3回、左三陰交穴に2回、
      棒灸の手技:1回分は、皮膚より1センチ離した位置で、ツボを中心に1センチの半径の円を2秒間で2回右に回す。
      3、 柳下円鍼にて、督脈ラインを百会から長強に向けスキンタッチ様の処置。
      本治法:肺虚証:右太淵、右太白、テイ鍼にて補法の処置。
    •  ※ この日より、同様のお灸を自宅にても実施してもらいます。
        自宅での安産灸を毎日ご主人の協力で継続くしています。
        お腹を冷やさないように、ガンバレー
    • 4回目:35週 6日目。同様治療。
    • 5回目:36週 2日目。同様治療。※ 治療後、側臥位にて、10分間の睡眠。
    • 36週4日目。
    • 「逆子が直りました。」とのお電話を頂きました。
    • そして、
    • 自然分娩にて女の赤ちゃんが誕生されました。
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  • 腰痛
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  • いぼの改善例

    • 患者様プロフィール: 女性57歳a0002_006297_m
    • 一番改善したい病状の特徴と経過:
    • イボ痔の痛み。
      イボ痔の形状は、母指大のイボ痔が肛門部より突き出ています。色は赤黒色です。 夕方になると肛門部が痛みだし、不快感に襲われ仕事にも支障がでます。 昔から、この様なイボ痔の状態をくり返していますが、1週間ぐらいで治っていました。 だが今回は、この状態が一年以上続いています。
      外科手術はしたくないので、鍼灸で何とかなるのではと思い来院されました。
    • 2番目に改善したい症状は、
      頭重。首のコリ・肩コリ、飲食の時に上はぐきが痛みです。
    • 過去の病歴
      8年前に狭心症を発症。動脈硬化もあり、ワーファリンを現在も服用中。 3年前から上はぐきが痛み前歯で食物をかむ事ができません。 奥歯では噛めますが、丸呑みになる場合が多いそうです。 2年前に車の運転中、後方よりトラックに追突されてムチ打症になりました。
    • 漢方診断と施術内容
    • 触診から、
      首、肩全体に冷や汗をかいています。 左の肩に硬いシコリがあります。 臍より上の大腹は大きくせり出し、充実し、色は白く、うっすらと汗が出ています。 臍より下の小腹は陥下し赤黒い色で軟弱な腹部に見えます。 左中都穴辺りに細絡があります。左足の内果に内出血があります。 手は冷たく汗ばんでいます。足先は温かいです。
    • 主訴のイボ痔の痛みの改善が一番なので、
      患部の「いぼ痔」の処置として、
      長強穴にステンレス鍼2寸-5番にて菅鍼法の手法で5センチほど刺入、置鍼を施します。
    • 主訴の症状と触診から、肺の変動とみて、
      ここが、病気の根本解決の中心になりますので、本治法で気の調整の処置をします。
    • 治療の経過
    • 治療4回目:頭重と首肩コリは改善しました。
      手、腹部、首肩全体の冷や汗も引っ込んで改善しています。
    • 治療6回目:長強穴の処置で改善効果が出て来ました。
      鍼の手技は患者に側臥位で両手で片足を抱えてもらい、 長強穴に10分ほど置鍼します。 押手、刺手を軽く支えていると、鍼尖と鍼体に温かい充実感を感じました。 時間の経過と共に、イボ痔が縮小し始め、終わりには、小指のツメほどの大きさに変化しています。 また、患部の色も黒色から灰色に変化しましたので、ここを限度にしてゆっくりと抜鍼しました。
    • 患者様の声
      治療を終えて、1年余り症状が改善しなかったのがここまで良くなったので、満足しているとのこと。
    • 治療経過のまとめ
      治療結果として、イボ痔が小指のツメほどになり、軟らかくなり、肛門部の痛みもなくなり、気力もとぎれないこと。 患者様からは、治療に対する満足感も話され、鍼灸に対する信頼も生まれたと考えます。 このような症状をお持ちの方は、週に一回のペースで健康促進の鍼灸治療をお勧めします。 そうする事で、動脈硬化の改善にもつながります。
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  • 帯状疱疹(たいじょうほうしん:ヘルペス)
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    • 帯状疱疹の改善例 NO1、
    • 26歳、女性。 お仕事:医療関係。a0001_013729_m
    • MK大学講師よりのご紹介にて来院されました。
    • 病状の特徴
      主な病状は、左足内側に発症した、帯状疱疹(ヘルペス)
    • その他の症状
      左耳の突発性難聴を同時に発症。
      肩こり、生理痛、軟便、夜間尿数回あり。
    • 現病歴
      病院での治療でステロイド剤の内服をした、ある程度、症状が改善したが、発症後2週間経過して、湿疹がまだ残り、耳の聞こえが全面的には改善していない。
      慢性の生理痛あり。
    • 治療方針
      帯状疱疹は、免疫力の低下によりヘルペスウイルスが活動する病態であるので、 体力をつける鍼灸を中心にして、痛みをとる処置をします。
      年齢的にもお若く、1ヶ月内の疾患であるので改善は速いと考察しました。
      慢性の生理痛の改善は定期的な鍼灸治療が必要です。
    • 使用したツボ
      左照海穴・左三陰交穴・左血海穴・右承筋穴を処置しました。
    • 鍼灸治療の経過と結果
      お灸治療1回にて、帯状疱疹の痛みは改善。
      治療2回目で耳の聞こえもよくなる。
    • まとめ
      あらためて、帯状疱疹(ヘルペス)は人間の自然治癒力を上げる鍼灸や漢方が有効である。
      特に、痛みにはお灸が良い。
      出来るだけ早めに鍼灸院に来院する事をお勧めします。
      また、病院での治療と併用して、いっそうの効果を上げます。

    帯状疱疹の改善例 NO2、

    • 帯状疱疹 (ヘルペス)後の遺症の治療a1180_015435_m
    • 患者様プロフィール: 女性 54歳 国内と海外にて野外アート彫刻家&創作料理店経営
    • 漢方相談薬局のご紹介で来院されました。
    • 病状の特徴と経過:
    • 主訴は、帯状疱疹の後遺症による激痛が1日に5~6回、昼夜を問わず突然起きる。
    • 帯状疱疹の発症部位は、右腹部と右背部に4~6ミリ経の茶色に色素沈着した湿疹が多数点在しています。
      激痛は腹部では茶色の湿疹に一点づつ、バラバラに激痛が出ます。
      背部は面的に焼きゴテを押しつけるような痛みが数分間出る事もあります。
      そして、痛む時はただ耐えるのみで声も出せません。
      自動車での移動時にも道路の凹凸の振動で激痛が走りますので、自分での運転はできません。
    • 帯状疱疹の遠因としては
      2年前にM国にて、野外アート彫刻責任者として12月~5月の半年間、休みなく働いていました。
      外国人との対外折衝。
      日本から連れて行った従事者の面倒などの心労。
      気温の変動差が激しい土地柄で冬は氷点下30度、春は砂嵐が吹く日もあり、又汗ばむような陽気の次の日には雪が降るなど、天気の変化激しい現場作業との事で、心身ともに酷使しされたようです。
      病状の経過は、痛みが出だしたのは一年3ヵ月前で、3か月間は痛みのみで、皮膚症状は出ていません、その後、少し皮膚に湿疹が出だして、急速に皮膚症状が悪化します。
      皮膚が真っ赤になり、熟れたザクロを開いた様なヘルペス特有のプチプチの真っ赤な湿疹となり。
      赤い炎症性の水泡が現れ、それが潰瘍します。
      この段階で大学病院にて、帯状疱疹と診断され、即入院。
      2か月ほど入院したのち現在まで病院にて通院治療をしていました。
      病院での通院治療と、漢方薬局の服薬も飲みながら鍼灸治療に来られた次第です。
    • 過去の病歴:高血圧・メニエル症があります。
    • 漢方診断
      望診
       身長 160cm・ 体重50kg
       顔面は日焼けしていますが黄色に見えます。尺部の色は白と黄色で艶がありません。
       動作は、機敏です。 雰囲気は、意志の強い人で、国内外に友人も多いようで社交的です。
      聞診
      五音は角(かく)音・ 五声は呼(こ)・五香は、香(こう)に感じました。
      問診
       食欲はあり、偏食はありません。
       便通は一日1回の普通便です。
       睡眠は寝つきは良いのですが、帯状疱疹の後遺症による激痛が夜間も突然起き目覚めます。
       小便は昼間は7回、夜間尿はありません。
    •  治療の予測:
      元来健康で体全体に生気があり、声には艶と力、張りともにあり喋り方も明るいので、「良」と診ました。
    • 治療方針:
      帯状疱疹の後遺症が継続していると言う事は、依然として免疫力の低下がある訳ですから、本治法によって免疫力を上げる事を中心に行い。
      気血を整え、生命力の強化をはかり健康を根本から促す事。
      標治法はナソ、ムノ治療を適切に行い、局所の反応点をその日の状況に応じて処置し、また奇経治療の反応を診ながら処置をし、適宜、頭部から足先まで柳下円鍼にて虚の部分を撫で擦る手技を行ないます。
      そして、治療の終わり方は、患者の自然治癒力が湧き出す方向に程よく向けた時を終わりとします。
    • また、今回は痛さのレベルを自己申告してもらうことにしました。
      (現在をレベル10として、痛みが減少して0になれば完治になります。)
    •  施術内容と治療の経過:
      1回目:5月25日 
      本治法: 銀鍼寸3-1番にて、左太淵穴を経に従い取穴。
      標治法:ムノ部ナソ部の左右の緊張・弛緩を整える為に虚した部に補鍼をしました。
           頭部から足先まで柳下円鍼にて虚の部分を撫で擦る手技を行ないました。
      2回目:5月28日、痛さレベル10。1回目の治療と同様に処置しました。
      3回目:5月31日、痛さレベル10。
      ここで、奇経治療の陽蹻脉に反応を診ましたので、
      右申脈→左後谿を使用。手技:5分ほど置鍼し。後、五-三で奇経灸をして終了。
      4回目:6月4日、痛さレベル7。3回目の治療と同様に処置しました。
      5回目:6月6日、痛さレベル7。
       自分で車の運転をされて来院されました。道路の凹凸の振動で痛が出るがハンドルはぶれないとの事。
      6回目:6月11日、から・・
      10回目:7月4日、痛さレベル5の半分になって来ました。
       この時期から、局所治療:として、治療当日の痛みの箇所にゴマ灸や糸状灸を一点一壮、直接湿疹の部に手技を加えますと、痛みが瞬時に消える様になてきました。
      11回目:7月11日、から最終の14回目:8月2日痛さレベル3~5で落ち着いているとのこと。
      激痛が半分になり、自分で車の運転が出来るまでになれたので、治療終了となりました。
    • 治療経過のまとめ
      患者さんの求めには答える治療には成りましたが、結果として完治には至らず終了になったことは、私の理と術の現状を現わすものです。
      今回は経絡鍼療第476号平成22年6月号の「ヘルペス・帯状疱疹」中田光亮先生の講義を読みながら、治療過多にならないように一つずつ手技を重ね、または入れ替えて治療を試みました。
    • このような症状をお持ちの方は、週に一回のペースで健康促進の鍼灸治療をお勧めしたいのですが・・・
      元来元気なので、鍼灸院には足が向きません・・・
      でも、何かの時に頼りにしてもらえればと思います。
  • —————————————-

鍼灸治療例です。リンクしてご覧ください。

番号 サブ 改善内容
 帯状疱疹の改善例
ti023 帯状疱疹 (ヘルペス)後遺症の改善例
 歯ぐきが、痛い。
 ふくらはぎの痺れ
 足の痺れ
 足先のしびれ
 小指が痛い
 腱鞘炎
 顔面打撲症・改善
 足甲の打撲症
ti010   足底痛の改善例 ①
ti011   足底痛の改善例 ②  
12 シャクリを止めるツボ
13 夜尿症
14 風邪を治すツボと養生法
15 おねしょを治すツボ
16


ι

ι
EDのツボ
17 子宝・不妊症 ①
18 子宝・不妊症 ②
36週4日目。「逆子が直りました。」鍼灸治療の詳細 18-1
19 気分が落ち込み胸が苦しくなる
20 胸の痛み  (胸痛症) 
21 痛みが移動する(21)左側の後頭部から、首、肩、腕、手首、手、指先まで
22 いぼ痔
23 五十肩の治し方(基本編) 50g
24 ぎっくり腰の治療例と、ぎっくり腰の予防法
25 風邪の熱を下げた治療例 & 熱下ツボ & お灸と鍼施術のお話し。ti025
26 「目まい」の治療例。「頭位置変換性の眩暈(めまい)」の改善例。 ti026
28   生理痛の体質改善
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