13、自経の内因から病気を起こす場合の症状について。(難経 四十九難)  c413

◎ 経絡の五行変動 比較図表

13、自経の内因から病気を起こす場合の症状について。

(難経 四十九難)

 ・
分類タイトル

自経の内因から病気を起こす場合の症状について

 心火の変動

憂え悲しむ事や思い過ごしの精神的疲れから「心の病」を発症します。

 肝木の変動

いきどうり怒り狂い腹を立て上気して気が下がらないと「肝の病」を発症します。

m190 Animation1  脾土の変動

飲過ぎ、食べ過ぎ、働き過ぎ、遊び過ぎ、房事過多すれば、「脾の病」を発症します。

 腎水の変動

湿気の多いところに長時間とどまったり、水の中での重労働をすれば、体が冷えて「腎の病」を発症します。

 

 肺金の変動

寒い思いをしたり、冷たい物を飲んだりすると「肺の病」を発症します。

  • 肝木の変動
    いきどうり怒り狂い腹を立て上気して気が下がらないと「肝の病」を発症します。
  • 心火の変動
    憂え悲しむ事や思い過ごしの精神的疲れから「心の病」を発症します。
  • 脾土の変動
    飲過ぎ、食べ過ぎ、働き過ぎ、遊び過ぎ、房事過多すれば、「脾の病」を発症します。
  • 肺金の変動
    寒い思いをしたり、冷たい物を飲んだりすると「肺の病」を発症します。
  • 腎水の変動
    湿気の多いところに長時間とどまったり、水の中での重労働をすれば、体が冷えて「腎の病」を発症します。
これ等が五臓の経において自分自身の経に病が起きる理由です。
追記

追記として、五臓に5つの外邪に犯されて病気を起こすことがあります。

五邪が入った時の症状、表も掲載しています。

臨床に役立てば幸いです。

 

  • 五邪とは、
     
    風に中(あた)ると言う邪がある(肝邪)。
    暑さに傷(やぶ)れる事がある(心邪)。
    飲食の過不足、働き過ぎ、遊び過ぎ、房事過多で心身が疲れる事がある(脾邪)。
    寒に傷れる事がある(肺邪)。
    湿気に中る事がある(腎邪)。
  • 1、中風(肝邪)2、傷暑(心邪)3、飮食勞倦(脾邪)4、傷寒(肺邪)5、中湿(腎邪)です。
    此れを五邪と言います。

難経四九難 肝に五邪が入った時の症状、表  nk4901

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難経四九難    心に五邪が入った時の症状、表        nk4902

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難経四九難    脾に五邪が入った時の症状、表        nk4903

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難経四九難    肺に五邪が入った時の症状、表        nk4904

nk9404


難経四九難     腎に五邪が入った時の症状、表       nk4905

nk4905

 

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